刺激がないと生きていけない

現在回っている部署は、ルーティーンが延々と続くイージーモードと、微細な調整が要求され判断を間違うとすぐ危機的な状況になるハードモードにきれいに分かれていて、わたしのような新人にはイージーモードしか任されない。とはいえ単なる雑用係として利用されているというわけではなく、イージーモードをひたすら担当することで、スルーしてもかまわない標準からのずれと、精査が必要なものを見分けられる目が育つということがある。ある意味、わたしのような非専門家にはそれこそが重要だともいえる。

役に立つのは理解しているとはいえ、単調なのは間違いない。どうもわたしの脳には、母親や奥さんが食べ物を調達してくれないと飢えてしまう昔の男のようなところがあって、刺激を外部から供給してもらえないと、元気をなくしてしまう傾向がある。同僚は優しく、仕事量は多くなく、端からみて比較的ホワイトな職場であるのにうつうつとしていた。

漢方薬*1を再開して2~3週間たったところで、ようやく精神的に立ち上がってきて、自分で自分に刺激を供給して楽しむだけのエネルギーが出てきた。問題なのが精神的な症状は週単位でゆっくりと落ち込んでくるので、自覚が難しいところなのである。何もかも意味のない、続ける価値のないことに思えて、薬を飲むことですら、なかなか持続が難しい。

体調を記録するアプリかなんか使って、ログをとるとよいのかもしれない。(いや、むしろじぶんで作るといいのか?)

*1:加味逍遙散。月経周期に伴う精神症状には特によく効く薬。